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八重山商工時代の大嶺祐太(中央) 拡大
八重山商工時代の大嶺祐太(中央)

 高校野球大好き芸人のトータルテンボス・藤田憲右(47)が浦和学院の森士元監督のYouTube「森士チャンネル」に出演。浦和学院と八重山商工との伝説の練習試合について聞き出した。

 藤田は9人しかいない八重山商工に、しかも1人遅刻で待たされた上に練習試合で大敗した「噂」の真意を確認した。

 森氏は「尾ひれはついてますけど感覚はそうでしたね」と振り返った。

 石垣島で浦和学院が合宿を行った際、部員10人の八重山商工は練習で全員揃うことはなかった。

 森氏は「一番覚えているのは大嶺祐太ですよ」とのちにロッテ入団する右腕との逸話を切り出した。

 遅刻してきた大嶺に対して説教していた伊志嶺吉盛監督から「森監督からも言ってください」とお願いされた。

 規律には人一倍敏感な森氏は「君が大嶺くんか、将来の夢は何だ」と聞いた。

 すると大嶺は一言だけ「プロ」と言い放ったという。

 その態度を見た森氏は才能があっても消える高校生に重ね、「残念だなって肩を叩いた」と明かした。

 ところが、森氏と大嶺の関係はその後深いものになっていく。



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