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神戸・初瀬

明治安田J1リーグ 第6節 神戸0―0鳥栖(2024年4月3日 駅前不動産スタジアム)

 4試合ぶりのスタメン復帰を果たした神戸DF初瀬亮が、高精度キックで何度もチャンスを演出した。

 前半11分にCKをDFトゥーレルの頭に合わせると、同34分にはFKからFW武藤嘉紀の決定的なヘディングシュートを演出した。ネットを揺らすことはできず「こういう難しい試合ではセットプレーが大事になってくる。もっと突き詰めていきたい」と口にしたが好パスを供給した。

 0―1で敗れた柏戦(3月2日)を最後に途中出場が続いていた。それでも「何も変えることはないと思っていた。チャンスがきた時にしっかりできるように準備してきただけ」と気持ちを強く持った。それが前節・札幌戦でのアシストにもつながったと胸を張る。

 昨季は公式戦39試合1得点9アシストをマーク。優勝の原動力となったJ屈指のキッカーは、ここから巻き返しを図っていく。



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