ニュース本文


<磐田・町田>後半、磐田・ジャーメイン良(右)がゴールを決める(撮影・西海健太郎) 拡大
<磐田・町田>後半、磐田・ジャーメイン良(右)がゴールを決める(撮影・西海健太郎)

明治安田J1リーグ第10節 磐田2?0町田(2024年4月27日 ヤマハ)

 磐田が町田との昇格組対決を制した。1点リードの後半に今季絶好調のFWジャーメイン良がPK成功。リーグ一番乗りで2桁の今季10得点に乗せた。

 首位の町田に主導権を握られながら前半を0―0でしのいだ磐田は後半開始早々、味方のシュートがはじかれたこぼれ球を左サイドバックDF松原后が右足でたたき込み先制。同20分には左CKからDFリカルド・グラッサのヘディングシュートが町田DF昌子源の腕に当たったとして、VARで確認の末にPKと判定された。これをキッカーのジャーメインが確実に決め、リードを広げた。

 守っては、開幕から全10試合で出場を続ける41歳GK川島永嗣が獅子奮迅の働きで、町田の猛攻を最後まで耐え抜いた。後半51分には相手左クロスから途中出場のFWミッチェル・デュークがヘディングシュートも、右手1本でポストに逃れるスーパーセーブを見せた。

 町田は1メートル90を超えるFWオ・セフンや新人DF望月ヘンリー海輝らの高さを生かし、クロスやロングスローを多用しながら終始攻撃を仕掛けたものの決め手に欠け、今季10試合目で初の無得点に終わった。



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る