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野球教室に出席したソフトバンクの甲斐(撮影・杉浦 友樹) 拡大
野球教室に出席したソフトバンクの甲斐(撮影・杉浦 友樹)

 ソフトバンクから国内FA権を行使している甲斐拓也捕手(32)が30日、大分県であった「ベースボールキッズ2024」に出席。終了後に報道陣に対応した。甲斐を巡っては残留を願うソフトバンク以外では巨人が獲得に名乗りを上げている。交渉状況を問われ「毎回同じになって申し訳ないですけど、本当に変わりがなくて」と進展がないことを語った。

 29日に阪神から国内FA権を行使した大山が残留を決め会見で決め手にファンの声援を挙げていた。この点を聞かれた甲斐は「パレードであったり、ファン感だったり、きょうの野球教室もそうですけど、(残留を願う)声は響きますし、僕がそういった育成で入ってきてファンの方から言ってもらえる選手になれるとは思っていなかった。それは素直にうれしく思う」と語った。

 一方で「(国内FA宣言を行使した)最初にも言ったように一度きりの決断だと思っている。野球人生において二度はない決断だとは思っている。この決断はしっかり自分がどうしたいか。どういった野球選手でありたいのかを含めて。そこは考えていかないといけない」と揺れる胸中を語った。



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