ニュース本文


>

【NQNニューヨーク=戸部実華】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸して始まった。午前10時現在、前日比116ドル14セント高の2万9055ドル81セントと9日に付けた過去最高値を上回って推移している。米中貿易協議の「第1段階」の合意文書への署名を11時半に控え、公表される合意内容が米経済を後押しするとの期待が買いを誘っている。

ニューヨーク証券取引所=AP

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が15日朝の米CNBCテレビで、米中の貿易協議の第1段階の合意について「今までにない内容で双方の経済成長を促すだろう」と自画自賛した。加えて番組内で「今夏にも中間層を支えるために減税第2弾を打ち出す」と述べたことも好感されている。

個別では医療保険のユナイテッドヘルス・グループが高い。15日朝発表した2019年10?12月期決算で1株利益が市場予想を上回った。メルクやファイザーなど製薬株も買われ、ダウ平均を押し上げている。

一方、投資銀行のゴールドマン・サックスに売りが先行した。15日朝に発表した19年10?12月期決算で1株利益が市場予想を下回った。朝方に決算を発表した銀行のバンク・オブ・アメリカも下げている。米長期金利が低下していることも銀行株の重荷だ。



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る