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【NQNニューヨーク=張間正義】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比217ドル08セント(0.8%)高の2万5812ドル88セントで終えた。米経済の回復を示唆する経済統計が発表されたことに加え、業績期待の高まった半導体など大型ハイテク株に買いが入り、指数を押し上げた。

ダウ平均は4?6月期に3895ドル(17.8%)上昇した。四半期ベースの上昇幅では過去最大となった。上昇率では1987年1?3月期(21.6%)以来の23年ぶりの大きさだった。

米調査会社コンファレンス・ボードが30日発表した6月の消費者信頼感指数は98.1と前月から急回復し、市場予想(91.0程度)も大きく上回った。米シカゴ購買部協会が同日発表した6月の景気指数は4カ月ぶりに前月から改善した。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は午後の議会証言で米経済の再開や、消費と雇用の回復が「FRBが当初想定していたよりも早かった」との認識を示した。景気回復を可能な限り進める政策を継続する姿勢も示し、投資家心理の改善につながったとの見方もあった。

ダウ平均は朝方に下落する場面があった。前日に500ドル超と大きく上昇した後とあって、目先の利益を確定する目的の動きが先行した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比184.61ポイント(1.9%)高の1万0058.77と続伸した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムとソフトウエアのマイクロソフトが買われた。電気自動車(EV)のテスラは上場来高値を更新した。前日夕に発表した2020年3?5月期決算が市場予想を上回った半導体のマイクロン・テクノロジーも大幅に上昇した。



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