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ニューヨークのウォール街=ロイター

【NQNニューヨーク=古江敦子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して始まった。午前9時55分現在は前日比248ドル06セント安の3万1273ドル63セントで推移している。米長期金利の上昇を受け、ハイテク株など相対的な割高感が出ている銘柄を売る動きが一段と強まった。半面、資本財や旅行・レジャー関連など経済活動の再開の恩恵を受ける銘柄は買われている。

米景気の回復や、バイデン政権の国債増発観測を背景に債券が売られ、長期金利が高止まりしている。午前10時から米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米上院で議会証言に臨む。金利上昇についてどんな発言をするのか市場の関心は高い。

ハイテク株が売られ、スマートフォンのアップルと顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムは5%前後下げている。ソフトウエアのマイクロソフトも安い。ダウ平均の構成銘柄以外では、電気自動車のテスラが一時10%超下げた。ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は9時55分現在、前日比409.823ポイント安の1万3123.225で推移している。

一方、追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及が経済活動の正常化を後押しするとの期待は根強く、映画・娯楽のウォルト・ディズニーや、建機のキャタピラーなど資本財の一角に買いが先行した。金利上昇で利ざや拡大の観測からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株も高い。



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