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日経クロステック

米グーグルは同社における「脱炭素」の進捗状況を20日(米国時間)に発表した。2030年までにデータセンター(DC)やオフィスなどを二酸化炭素(CO2)を排出しないカーボン・フリー・エネルギーで24時間365日運営する目標を掲げており、既に5カ所のDCでその目標をほぼ達成したとする。

進捗状況はスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)名義のブログで発表した。グーグルは脱炭素の取り組みを3つのステップに分類している。

第1ステップは自社が排出するCO2に相当するカーボンオフセット(CO2排出権)を購入する「カーボンニュートラル」で、グーグルは07年になし遂げた。第2ステップは同社の年間電力使用量に相当する再生可能エネルギーを購入する「100%リニューアブル(再生可能エネルギー)」で17年に達成した。

そして第3ステップとしてDCやオフィスが消費する電力を常時クリーンエネルギーでまかなう「24/7 カーボンフリー(24時間365日脱炭素)」を30年までに達成するとする。

DCの消費電力は季節や1日の間の時間帯によって大きく変動する。DCの最大消費電力をクリーンエネルギーでまかなえるようにしなければ、24時間365日の脱炭素は実現できない。ピチャイCEOはブログで「カーボンフリーは量子コンピューターや自動運転車の開発に匹敵する野心的な目標だ」と述べている。

今回、デンマークやフィンランド、米国のアイオワ州、オクラホマ州、オレゴン州のDCで、ほぼ100%または90%の24時間365日脱炭素を達成したと発表している。使用する電力を風力発電や太陽光発電によるものに切り替えたり、バックアップ電源をディーゼル発電機からバッテリーに移行したりすることによって達成した。

(日経クロステック/日経コンピュータ 田中陽菜)

[日経クロステック 2021年4月22日掲載]



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