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日経BPnet セカンドステージに「くるまのわざ」として連載していたものを再編集して掲載しました。初出は2008年11月20日です。記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。

いすゞ・ブランドのシンボリックな存在「いすゞ117クーペ」

美しいカロッツェリアメイドのスタイリングが魅力だったいすゞ・ピアッツァ。大きなリア・ゲートを持つクーペ・スタイル
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 話題になったモデル、ヒットしたモデルはその後継が難しい、というのはいくつもの例を挙げるまでもなく、ひとつの通説のようになっている。クルマが単にハードウエアだけでなく、たとえば宣伝広告の展開といったようなものまでも含め、いろいろな要素で最終的には販売数などで成功したかという評価を受けるものだから、ヒットした車種の後継が難しいのは当たり前ともいえる。往々にして、人々はすぐに飽き新しい流行をつくり出す。

 さて、いすゞ117クーペというクルマは、佳き時代にその名を残す1台として認識されている。イタリアン・デザインをそのまま具現化した、当時としてはず抜けて美しいスタイリングのボディと、半ば手づくりで仕上げられた豪華なインテリアが特徴であった。高価であったにもかかわらず着実に販売台数を積み重ねていき、いすゞ・ブランドのひとつのシンボリックな存在になっていた。

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