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 筆記具メーカーのゼブラは、力をかけても芯が折れないシャープペン「デルガード」シリーズに、赤と黒のボールペンを搭載した多機能モデル「デルガード+2C」を追加し、2019年1月21日に発売する。2018年12月に行われた新商品技術発表会でデルガード+2Cのシャープペン機構を自分の手で組み立てる機会を得たので、その中身を紹介したい。

急いでいたり、手元が不安定な場所でも芯が折れない「デルガード+2C」。仕事はもちろん、資格試験の勉強など、さまざまなシーンで集中を切らさずに作業ができる
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きっかけは社長の無謀なひと言

 シャープペン使用時の悩みで多いのが、ペン先に力を加えると芯が折れたり、ペンの中で芯が詰まったりすることだが、デルガードは独自の機構でこれらの悩みに応え、中高生を中心に人気を博してきた。2014年の発売以来、販売数は累計2000万本を超える。ボールペンとシャープペンを組み合わせた多機能ペンはこれまでもあったが、芯が折れないデルガードシステムとボールペンを組み合わせた商品はこれが初めてだ。

 デルガードはもともと、ゼブラの石川真一社長の「芯が折れないシャープペンを作れないか?」というひと言がきっかけで開発がスタートした。およそ5年の開発期間を経て2014年に完成するも、石川社長が多機能ペンの愛用者だったことから「これ(デルガード)をボールペンと合わせて多機能ペンにできないか」とさらなるリクエストが出たという。当の石川社長はデルガードシステムを搭載した多機能ペンが本当にできるとは思っていなかったそうだが、何事も言ってみるものである。この無謀とも取れるひと言がきっかけで、今回の「デルガード+2C」が誕生した。

ゼブラ「デルガード+2C」、色はレッド、ブラック、ブルー、ホワイト(各1200円)
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