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 青函トンネルが1988年に開業してから、13日で30年を迎えた。2015年までの27年間にわたって札幌―上野間を走った寝台特急「北斗星」は、様々なかたちで「第二の人生」を送っている。30年前の1番列車に乗務した車掌は、「青春の日々だった」と思いをはせた。

 JR東日本とJR北海道によると、北斗星の客車は15年8月の廃止時に計48両あった。多くは解体されたが、10両余りが活用のために譲渡されたという。

 北斗市茂辺地の「北斗星広場」には、ブルーの車体2両が現役時代そのままに保存・展示されている。若手商工業者らでつくる市民団体が解体予定の車両を譲り受け、公開を実現させた。入場無料で自由に見学できるほか、ロビー室で談笑したり読書したりして過ごすことができる。広場の一角には昨年、コンテナを利用した中華料理店「北斗軒」も開店した。

 埼玉県川口市では、食堂車がレストランに生まれ変わった。一昨年5月に開店した「グランシャリオ」で、テーブルやイスなどの内装、照明は現役時のまま。タイムスリップしたような雰囲気を求め、鉄道ファンらが大勢訪れている。

 「特別な思いで来店する人が多…



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