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 2日午前10時5分ごろ、乗客乗員ら計135人を乗せて三重県志摩市賢島付近の英虞(あご)湾内を航行していた遊覧船「エスペランサ」(志摩マリンレジャー)から「エンジン機関が故障し、航行できなくなった」と鳥羽海上保安部浜島分室に通報があった。乗客は午前11時40分ごろまでに他の旅客船で乗船地の賢島港に運ばれた。けが人や気分不良を訴えた人はいなかった。

 鳥羽海上保安部や運行会社によると、当時、遊覧船には乗客・乗員・売店スタッフ計135人が乗船していた。遊覧船も午後0時20分ごろに賢島港へ引航されたという。

 遊覧船「エスペランサ」は毎日6便が運行し、賢島港を起点に英虞湾を約50分かけて遊覧する。故障した船は午前9時半に出発し、午後10時20分に戻ってくる予定だった。

 運航再開の見通しは立っておらず、海保や同社は原因を調べる。(小原智恵)

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この記事を書いた人
小原智恵
名古屋報道センター|文化、あま津島地区など
専門・関心分野
文化、がん医療、移民、外国人労働者・教育、吹奏楽・合唱、中東情勢、言語学


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