イスラエル軍は10日、イエメンの反政府武装組織フーシの軍事拠点を空爆したと発表した。フーシ系メディアによると、この攻撃で1人が死亡し、9人が負傷した。
イスラエル軍の発表によると、空爆の目標には、フーシが支配する港湾都市ホデイダなどの西部沿岸のインフラ施設のほか、内陸の発電所が含まれている。
2023年10月以降、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍と戦うイスラム組織ハマスを支援するため、フーシはミサイルや無人機によるイスラエルへの攻撃を繰り返している。
イスラエルのネタニヤフ首相は10日の声明で、「我々への攻撃は許さない。イスラエルを脅すいかなる者にも断固とした措置をとる」とした。
【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちら
2023年10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエル領内を奇襲攻撃。報復としてイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区への空爆や地上侵攻を始め、6万7000人以上の犠牲者が出ています。25年10月、トランプ米大統領の停戦案に双方が合意しました。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]