元テレビ朝日社員の玉川徹氏が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月?金曜午前8時)に出演。石破茂首相の会見について言及した。
番組では1日に発足した石破内閣を特集した。総裁選中の発言との矛盾が指摘されている早期解散、10月27日の総選挙について、「内閣が発足したら国民に信を問う」と説明したことも紹介。また、裏金事件の再調査について石破首相は「新しい事実が判明したとすれば調査と言うことが必要だという認識。現在そういう状況にあるというふうには承知していない」としていた。
玉川氏は「いろいろな前提条件付きですけど、僕は石破さんを応援したいかもしれない」とした上で「総理の専権事項として、衆議院を解散することは根拠は憲法7条にある話があるんですが、石破さんは7条解散は否定的だったのに、それを行う。言っていたこととやることが違うというのは確かにあるんですが、それでも石破内閣を維持するためにということで、意見を飲む。どうしても総理大臣になってやりたいことがあるためにということが、もし日米地位協定の改訂であれば、個人的には応援したい」と語った。
続けて「保守派の方が憲法改正したいとよく言うが、憲法よりも日米地位協定の方が事実上は上。いくら憲法を変えても、日本が軍事的に属国である状況は変わらない。保守派の方たちがやっていることが本当に日本の(軍事的な)独立を考えているとは思えていなくて、地位協定を変えたいと思っているのであれば、誰もやっていないことなのですごいことだと思っています」と言及した。