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【NQNロンドン】18日午前のロンドン外国為替市場で、円の対ドル相場は上昇。英国時間11時半時点では、前日の16時時点に比べ80銭円高・ドル安の1ドル=112円20?30銭で推移している。景気懸念が広がるなか米利上げのペースが鈍化するとの観測で、ドルが主要通貨に対して売られている。

欧州各国の主要株式相場はまちまち。17日の米国株と18日のアジア株の下落を受けて、欧州各国とも下がって始まったものの、その後やや買い戻され、一部諸国では上昇に転じている。

英株価指数FTSE100種総合株価指数は同11時半時点で、前日の終値に比べ0.48%安で推移している。原油相場の大幅な下落を背景に、石油株が売られ、株価指数を押し下げている。個別では、電力・ガス供給のナショナル・グリッドが6%下がる一方で、ギャンブル事業のGVCホールディングスは3%超上昇している。

ドイツ株式指数(DAX)は0.44%、イタリアのFTSE・MIBは0.28%、それぞれ上がる一方で、フランスのCAC40は0.02%、スペインのIBEX35は0.21%、それぞれ下落している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル58.26ドル付近に下落。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1249.72ドル前後に上昇。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は軟調に推移している。



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