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日本の総合重工大手が商船事業を相次ぎ縮小する。日本の高度成長を支えてきた巨大なタンカーや貨物船といった商船の建造を減らす背景には、韓国や中国との価格競争を回避し収益性の高い事業への転換を急ぐ狙いがある。

「泳いでいる魚が少ないのに、韓国とガチガチぶつかって安く受注しても厳しいだけだ」。三菱重工業の民間向け船舶部門が分社化して1月に誕生した三菱造船の大倉浩治社長は、自社の置かれた現状をこう表現する...



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