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世界の公的年金が日本の中小型株への投資をじわりと拡大している。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)やノルウェー政府年金基金が東証2部や新興市場の銘柄の保有を増やした。世界的な低金利環境が長引くなか、年金の運用収益の押し上げを狙って、成長期待の高い中小型企業への投資にシフトしつつあるようだ。

GPIFが公表した今年3月末時点の国内株式の保有内訳をみると、東証2部や新興市場に上場する銘柄は19...



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