ニュース本文


ウナギを焼く香ばしいにおいに鼻腔(びこう)をくすぐられる季節。「ウナギ博士」として知られる塚本勝巳さん(70)もその一人だが、胸中は少し複雑だ。「大好きなかば焼きをいつまでも食べるため、何ができるのだろうか」

「海洋生物を専攻にすれば船に乗れる。南の島にも行ける」。こんな"下心"から始まった研究者人生。ほどなくウナギにとりつかれた。見た目からして魚っぽくない。生態も謎だらけ。最たるものが産卵だ。



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る