ニュース本文


岩屋毅防衛相は16日、陸上自衛隊が新型輸送機オスプレイ配備を巡り、今秋の国内配備を延期すると表明した。2018年度中に米国から引き渡される5機を米国内にとどめ置き、陸自パイロットの教育訓練などを実施する。とどめ置く場所は未定で、期間も今後米国と調整する。

配備先の佐賀空港(佐賀市)への受け入れの調整が難航しており、暫定配備先として検討している千葉県の木更津駐屯地についても地元との協議が進んでいない。岩屋氏は防衛省で記者団に「一日も早い導入を目指したい」と述べた。

防衛省はオスプレイ17機を佐賀空港に順次配備する方針。導入後は南西諸島の離島防衛や災害対応に活用することを想定している。



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る