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全国から日雇い労働者が集まる大阪市西成区の「あいりん地区」で7日、大阪府警西成署と地域住民らでつくる「あいりんクリーン推進協議会」が、本格的な寒さに備えて労働者ら約400人にセーターなどの衣類を無料で配った。

「あいりん地区」で労働者(手前)らに衣類を配る「あいりんクリーン推進協議会」のスタッフ(7日午後、大阪市西成区)=共同

「おっちゃん、これ似合うで」。西成区の萩之茶屋南公園(通称・三角公園)で7日午後、署員らがセーターを見せながら渡すと、労働者からは笑みがこぼれた。約35年前からあいりん地区で暮らす元日雇い労働者の男性(79)は「来年1月に80歳になる。おかげさまで無事に迎えられそう」とうれしそうだった。

あいりん地区は路上生活者も多い。衣類の無料配布は、労働者らを支援するために同会が1982年から、悪天候の時を除き毎年夏と冬に同公園で実施。今夏は中止になったため夏物の衣類も含め、寄付された約3千点を労働者に配った。

衣類の寄付は随時受け付けている。問い合わせは事務局の西成署防犯コーナー、電話06・6648・1234。〔共同〕



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