ニュース本文


九州電力は12日、福岡市中央区にオール電化の賃貸マンションを建設すると発表した。九電の人工知能(AI)スピーカーサービス「QUUN(キューン)」を全戸に完備するほか、超小型電気自動車(EV)のシェアリングサービスなどを提供。2020年4月に竣工する予定。

九電グループの九電不動産(福岡市)が約20億円を投じ、福岡市中央区大名地区に建てる。地上12階建てで延べ床面積は約6400平方メートル。1、2階が商業施設、3?12階が住居89戸。オール電化で一部の住居は仕事のしやすい間取りにする。大名地区には大規模なスタートアップ支援施設などがあり、起業家や若者の入居を想定している。

九電は10月、グループ会社とともに不動産事業を強化することを発表。集合住宅は戸建てと比べオール電化の導入が遅れており、グループの自社物件を増やし普及を狙う。今後はオフィスやホテルの建設も視野に入れる。



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る