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毎日放送は12日、対話ロボットによる番組「ロボロボ」を2019年1月から放映すると発表した。大阪大の石黒浩教授らとの産学連携で、ロボット3体がテーマに沿ってかけ合いを披露する。同社によると、ロボットのみが出演するテレビ番組は初めてだという。どのようなロボットの対話で人がおもしろいと感じるかなどを検証する。

ロボット「CommU(コミュー)」はヒト型で目や頭、胴体などを動かせ、まばたきなど人間と同じような自然な動きができる。番組では視聴者からの悩みなどに対しロボット3体の対話を通じてアドバイスを伝える。かけ合いは放送作家らが考えてロボットにしゃべらせる。

番組を通して人間がおもしろいと感じるロボットの対話パターンを見つける。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などで視聴者の反応を検証する。将来的にはロボットが自動的にユーモアのある話ができるようにしたい考え。

19年1月?3月末まで関西圏で月?木曜日の深夜帯に約1分30秒間放送予定だ。動画投稿サイトなどでも視聴できるようにする。



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