ニュース本文


自民、公明両党の選挙対策委員長は18日、2019年夏の参院選で選挙区の公認候補を相互に推薦することで合意した。16年の前回参院選では同年3月に同様の措置を決めていた。19年は春に統一地方選も控えており、大幅に前倒しすることで協力態勢を整える。

改選定数3の福岡選挙区では、自民党が複数の候補擁立を探っていたが、独自候補を出す公明党に配慮。候補を1人に絞ることで折り合った。

自民党は改選定数3以上の埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区の公明党公認候補を推薦する。公明党はまず定数1の1人区の自民党候補を公認する。公明党が候補を立てていない定数2以上の複数区の自民党候補については、自民党の推薦依頼に応じて順次、推薦を決める。

公明党は独自候補を擁立した定数3以上の7選挙区のうち東京、大阪を除く5選挙区で自民党に推薦を求めていた。野党は32ある1人区の多くで候補者を一本化する可能性がある。自民党は苦戦が予想される1人区で公明党の協力を期待している。



記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る