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神奈川県横須賀市は18日、長距離フェリーのSHKライングループと組み、2021年に横須賀港(同市)―北九州港(北九州市)間で大型フェリー航路の新設をめざすと発表した。宅配業界の運転手不足などを踏まえてSHKライングループが週6便を運航し、関東と九州の物流・観光の活性化につなげる。

横須賀港と北九州港の約980キロメートルを20時間30分で結ぶ。1万6000トン級のフェリー2隻体制で就航するという。船の種類にもよるが、フェリーは12メートルの貨物車が約170台、乗客約600人が乗船できる大きさという。

今後、阪九フェリー、新日本海フェリーといったSHKライングループ各社で新会社を設立し、21年春の商業運航開始をめざす。横須賀市などは今後、搭乗設備の整備や許認可の申請などの手続きを進めていく方針だ。



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