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東京消防庁管内で、カセットこんろ用の燃料ボンベや消臭スプレーなどが原因の火災が2013?17年に計546件あったことが18日、同庁への取材で分かった。

うち141件は、廃棄する際にくぎなどで穴を開け、ガスが漏れたため起きており、同庁は「火の気がなく、換気のよい場所で作業してほしい」と呼び掛けている。

141件の缶の種類は燃料ボンベが53件、制汗スプレーが30件、ヘアスプレーが24件、消臭スプレーが9件など。

主な事例としては、今年1月に事務所の台所で、殺虫剤の缶に開けた穴からガスが漏れ、給湯器の点火スイッチの火花に引火して2人が負傷。昨年11月には飲食店の調理場で、燃料ボンベの穴から漏れたガスがこんろの炎に引火するケースがあった。〔共同〕



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