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三井不動産レジデンシャルなど6社が東京都中央区で手掛ける再開発事業で、中核として建設中のタワーマンションの販売活動が休止となったことが3日、分かった。工事に使うコンクリートの強度を検査したところ、詳しく調べる必要が出てきたため。

タワマンは地上53階地下1階建てで、現在は低層階の工事をしている段階という。竣工予定は2026年11月下旬で、入居は27年6月を予定していた。

タワマンの設計と施工を手掛ける清水建設によると、タワマンのコンクリートの強度を確認するために、同じコンクリートで作った試験用の部材で破壊検査をしたところ、一部で強度が想定の数値に達しなかったことが判明したという。

清水建設は同日、「原因究明と対応策について、検討・協議を進めている」とし、「対応策のプロセスを着実に遂行し、品質・性能を確保した建物を引き渡す」とのコメントを出した。タワマンの完成時期への影響について、三井不動産は「調査中」としている。

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