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【プレスリリース】発表日:2024年04月03日

2024年の重詰おせち市場

■重詰おせちの国内市場 2024年 : 843億円(2023年比98.5%)

販売価格の上昇により販売数量が減少。一部の付加価値商品は好調を維持

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 社長 菊地 弘幸)は、百貨店や量販店、生協に加えて、オンラインモールなど販売チャネルの広がりがみられる重詰おせちの国内市場を調査した。その結果を「重詰おせち市場の概況2024新春」にまとめた。

この調査では、量販店、CVS、百貨店、生協、テレビ・カタログ通販、オンラインモール、その他リアル店舗型、その他通販型を対象に、重詰おせちのトレンドや販売トピックスを詳細分析し、2024年の市場結果を明らかにした。

<調査結果の概要>

■重詰おせちの国内市場

※添付の関連資料を参照

2023年は、原材料高騰を受け価格を改定する商品が増加し平均単価が750円上昇した。また、ジャパネットたかたが早期1万円割引を実施し販売を強化したほか、スカイネットの「福袋おせち」が好調で売上を伸ばしたことなどもあり、市場は拡大した。

2024年も原材料高騰による価格改定が相次ぎ、前年に比べてさらに販売価格が上昇したことから、販売量は落ち込んだ。付加価値商品に強みを持つオンラインチャネルや一部企業は需要を維持したが、多くの企業が前年を下回る実績となり、市場は前年比1.5%減となった。

販売チャネル別では、2023年は、量販店やCVSでは前年の需要急増の反動減や、価格改定に伴う買い控えがみられた。一方、百貨店は少人数用おせちなどが好調であり、通販型は、テレビ・カタログ通販の参入企業による積極的な販促活動によって伸びた。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

■重詰おせちの国内市場

https://release.nikkei.co.jp/attach/670058/01_202404031419.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/670058/02_202404031419.pdf



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