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ウェブサイト上で生活応援金を受給するための手続きを代行すると偽り現金をだまし取ったとして、京都府警などは2日、詐欺の疑いで、会社役員の知花俊樹容疑者(41)=千葉県流山市南流山=ら男女6人を逮捕したと発表した。府警は全国の約1500人が同様の被害に遭ったとみて調べている。
逮捕容疑は共謀し、生活応援金の給付手続きをすれば平均770万円が受給できるなどとサイト上で虚偽表示し、4月22日に手続き代行を申し込んだ京都市南区の無職男性(54)から代行費用として現金1万5千円をだまし取ったとしている。
府警によると、容疑者らは「1日9万円を稼げる最新アプリを無料でプレゼント中」などとうたったインターネット広告を出し、サイトに誘導。計9サイトを運営し、少なくとも約1億3千万円の収益を得ていたという。