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気象庁は30日、東日本で局所的に大気の状態が非常に不安定となり、北陸で土砂災害の恐れがあるとして、厳重な警戒を呼びかけた。北陸ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、引き続き強い雨が降る可能性がある。
気象庁によると、発達中の低気圧がオホーツク海で停滞しており、日本付近は冬型の気圧配置となっている。北陸では引き続き大雨となる所がある見込みで、12月1日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で60ミリ。
落雷や竜巻などの激しい突風の恐れもあり、気象庁は発達した積乱雲が近づく兆しがあれば、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけた。ひょうが降る可能性もあり、農作物や農業施設の管理にも注意を求めた。