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夏の甲子園への出場をかけた第107回全国高校野球選手権千葉大会は12日、6球場で2回戦16試合が行われた。6月に死去したプロ野球巨人の終身名誉監督、長嶋茂雄さんの母校、佐倉は10?2の八回コールドで千葉工を下し、3回戦に進出。天国の大先輩に吉報を届けた。
長嶋さんをしのび、ユニホームの下に喪章をつけて試合に臨んだ佐倉ナイン。先制を許すも、四回に同点に追いつくと、続く五回、3番新舘(しんたて)の適時打で勝ち越しに成功する。さらに5番喜地の2点三塁打、6番石井の適時打でこの回一挙4点を奪い、千葉工を突き放す。
八回には、小学生時代に長嶋さんに野球教室で指導を受けた4番斎藤が奮闘。「長嶋さんと同じ4番サード。プレッシャーを感じながらも、同じように楽しくプレーすることを意識した」と、2点三塁打を放ち、試合を決定づけた。続く喜地の自身4打点目となる適時打などでこの回4点を加えて勝利した。
16安打10得点と打線が爆発。長嶋さんと同じ背番号3を背負う石井は4安打の固め打ちで「すごい先輩なので、負けないように頑張った」。
斎藤は「一戦必勝で自分たちの力を出して勝ち進みたい」と気を引き締めた。(鈴木貴之)
