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大谷翔平が、星稜高校時代の松井秀喜になってしまう? ワールドベースボールクラシック(WBC)は、日本時間の土曜日からノックアウト・ステージに入り、日本は15日日曜の10時からベネズエラと対戦する。 【最新写真】「こんな表情見たことない…」大谷&森下、大谷&村上の仲良し2ショット、「2度と撮影できない」カメラマンも驚いた大谷の写真まですべて見る この試合を前に飛び出したのが、ベネズエラ側の「大谷敬遠作戦」。そのコメントをしたのが、打撃コーチを務めるミゲル・カブレラだったからニュースに大きく取り上げられた。なにせ、2012年のアメリカン・リーグの三冠王、ベネズエラの英雄である。 「オオタニ? 4打席連続四球だね。打たせるチャンスを絶対に与えちゃいけない。Four Walks!」 これを聞いたら思い出すことがある。1992年夏の甲子園、明徳義塾は松井を5打席連続で歩かせ、大きな議論を呼んだ。 その亡霊が甦るというのか? それでも、打撃コーチの言うことだから、マトモに取り合う必要はないのかもしれないが、ベネズエラの先発が予定されているランヘル・スアレス(昨季フィリーズで大谷と対戦。今季からレッドソックスに移籍)は、いたくプライドを傷つけられただろうし、ムッとしたでありましょうな。昨季のポストシーズンで対戦した時は3打席無安打に抑えているのだから。 ただ、この発言からもベネズエラ代表としては、真剣に「オオタニ徹底敬遠作戦」を検討していることがうかがえる。そうなると、日本代表としては対抗策を考えなければならない。 大谷の後ろを誰に打たせるのか? あるいは、1番打者だと初回に歩かされる確率が高まるから、他の打者を1番に起用するのか? ガチの相手には、工夫をしなければならない。井端弘和監督は頭をフル回転させているだろう。
“正直ゆるかった”アメリカ代表
今回、各国のメディアを見ていても、WBCに対する「ガチ度」が上がっているのを感じる。 2006年、第1回の時など、アメリカの選手団は滞在先のホテルでものんびりしたものだった。体はフィットしているとは言い難く、「スプリングトレーニングをちょっと抜け出してきました」みたいな雰囲気を隠すでもなかった。まだ、大会自体がその程度の存在だったのだ。 WBCを真剣勝負の舞台に育てたのは、2006年、2009年と連覇をした日本と、その日本と名勝負を繰り広げた韓国である。名勝負の誕生は、選手、メディア、ファンの間で「WBC」の価値を上げることになった。 そして両国につられるように、チャイニーズタイペイも代表の強化を進めてきた。昨年のプレミア12で日本を破って優勝したことで、今年のWBCには大応援団が東京ドームにやってきた(総武線、丸ノ内線でファンの姿が目立った)。 つまり、「代表」という存在に思い入れのある東アジア諸国がトップレベルの選手を招集することで、WBCの格が上がった。 2013年の第3回大会ではドミニカ共和国が優勝し、プエルトリコが2位。もともと選手間のつながりが強いカリブ海諸国は大会ごとに集まって試合ができることを楽しんだ。



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