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巣鴨といえば、言わずと知れたおばあちゃんの原宿。ロックの要素は1ミリもないと思うかもしれないが、だからこそ逆にロックと言えなくもない。逆にね。
最新のものを拒否しているからこそ漂うロック感と言おうか。めちゃくちゃカッコよく言えば、絶対に揺るがないオリジナリティと言おうか。だからこそ、こう思わずにはいられない。
巣鴨に売っているファッションだけでロックスターになれるんじゃないか? と。
・実際に検証
というわけで、私(和才)はいま当編集部の佐藤と一緒に巣鴨に来ている。この街が、どれだけロックかを証明するために。
実は私が佐藤と一緒にここを歩くのは初めてではない。いまから約12年前の2014年に巣鴨でファッション対決をしたことがあった。
12年……結構な歳月だ。あの頃30代の前半だった私は44歳になり、佐藤は52歳になった。それだけの時間が経っていると、当然ながら巣鴨も昔のままではない。
佐藤「前と変わったな」
和才「変わりましたね。こんなにカフェチェーンが多くなかったですよね?」
佐藤「まったく。なんだか、いかにも巣鴨って感じの店は減ってないか?」
和才「減ってますよね。巣鴨は変わらないと思ってたんですけどね……。時の流れを感じますね」
佐藤「とりあえず、この地蔵通り商店街でそれぞれ良いと思うものを買って、30分後とかにまた集合する形にするか?」
和才「そうしましょうか」
──というわけで、街の変わりっぷりに面くらいながらも、買い物スタート。
〜〜そして30分後〜〜
佐藤と私はそれぞれが「これぞロックスター」という服を購入。編集部がある新宿へ戻ることに。
当初は「店が減っているのにロックスターっぽいものが揃うのか?」と心配していたが、買い物をしてみると手ごたえはかなりあったのだろう。嬉々として、買った服をテーブルに並べる。
・思わぬハプニング
さっそく試着してみることにしよう。お互いのロック観がぶつかり合う瞬間! と思ったら、試着中に佐藤から「やべぇ」という声が。振り返ると……
佐藤「このインナー、さすがにロックからかけ離れすぎてないか?」
和才「これはメチャクチャおばあちゃんじゃないですか!」
佐藤「やべぇ。着てみたらイメージとちょっと違ったわ」
――思わぬハプニングである。まぁ、我々はいちいち試着をしなかったため、このような事態は避けられないのかもしれない。
だがしかし! これくらいのハプニングをものともしないのが当編集部の佐藤である。全体の仕上がりを見ると……
バッチリ決めてきた〜〜!!
当初ウィークポイントかと思われたインナーも、金のベストやスカーフと合わせることで “なんとなくロックっぽい感じ” を演出するのに一役買っている。うん、こうして見るとカッコいいインナーと言えなくもない。
ちなみに、パンツはダメージドジーンズのように見えるが、こういう柄のレギンス(っぽい感じのもの)である。
これを買うおばあちゃんがいる……と考えたら、巣鴨は最高にロックな街であろう。
・お互いに褒め合うおっさん2人
さて、次は私の番だ。どんな感じのコーディネートになったかというと……
和才「どうっすか?」
佐藤「いいじゃん、いいじゃん!」
和才「佐藤さんもめっちゃロックスターっぽいですよ。サイケデリックロックっていうんですかね? あっち系です」
佐藤「並んで写真撮ってみるか」
和才「そうですね」
佐藤「いい感じじゃない?」
和才「お互いめっちゃいい感じっすね。これはもう記事で『巣鴨で売っているファッションだけでロックスターになるのは余裕』って感じで結論づけちゃいますわ」
佐藤「そうだな」
和才「じゃあ最後に、今ライブを見ているオーディエンスに1発、熱い曲をかましときますか」
佐藤「かますか」
〜おわり〜



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