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Lifehacker 2026年1月22日掲載の記事より転載
基本的なツール以外で、毎日欠かさず使っている生産性向上ツールはそう多くありません。Googleカレンダー、Google Tasks、Notionといった定番どころくらいでしょうか?
そんななか、唯一私のスタメンに定着したAIプロダクトがあります。
それがGoogleの「NotebookLM」です。
Googleのプランに含まれているプレミアム版を使っていますが、私がツールに求めている機能がまさに詰まっているんです。
長年使いながら自分なりの設定を磨いてきましたが、1つ気づいたことがあります。それは、NotebookLMは「万能なオールインワンソリューションではない」ということ。
単体でも驚くほど強力ですが、どうしても「死角」が存在します。
だからこそ、適切なツールと組み合わせることで、単体で使うよりもずっとスムーズで実用的なワークフローが生まれるのです。
NotebookLMは「相棒」がいてこそ輝く
まだNotebookLMをあまり使ったことがない方のために、簡単に説明しておきましょう。
これはGoogleが提供するAIリサーチツールで、最大の特徴は「ユーザーが選んだソース(資料)」だけで構成された専用のノートブックをつくれる点にあります。
各ノートブックは、完全に独立した小さなエコシステムのようなもの。アップロードした資料だけが、要約や回答の生成に使われる唯一の材料になります。これがNotebookLMを信頼できる理由であり、私が愛用している理由でもあるのですが、同時に多くの「制約」の原因にもなっています。
たとえば、各ノートブックは「サイロ化(分断)」されているため、ノートブック同士を横断して参照することができません。自分で手動でデータを移動させない限り、外部の文脈を持ち込んだり、ソースを統合したりすることもできないのです。
しかし、こうした根本的な仕様による制約以外にも、細かい部分で「あと1歩」な点があります。
正直なところ、Googleが近いうちにこうした機能を追加する可能性は低いでしょう。それをやってしまうと、NotebookLMというツールの本質が変わってしまうからです。
NotebookLMがそうではないものに変わるのを待つよりも、今ある強みを補完してくれるサードパーティ製ツールと組み合わせるのが、もっとも賢い活用法なのです。
ほかのAIと組み合わせる
先ほど触れたように、Google NotebookLMは、アップロードしたソースのみを使って動くように設計されています。
つまり、追加の文脈が必要だったり、リアルタイムの最新情報が欲しかったり、あるいは「別の視点」が必要な場合、NotebookLM単体では対応できません。
そこで役立つのが、ChatGPT、Perplexity、Claude、GeminiといったほかのAIチャットボットとの併用です。
特別なフローがあるわけではありません。私の使い方はシンプルです。
また、ノートブックに追加すべき「質の高い、新しいソース」を見つける際にも、これらのチャットボットを頼りにしています。
特にPerplexityはこの点が優秀で、最新情報を引っ張ってきてソース元へのリンクを提示してくれるので、新しい資料探しが迅速かつ確実になります。
個人的な「推し」はやっぱりGemini
個人的に、NotebookLMと組み合わせるツールとして一番のお気に入りは「Gemini」です。同じGoogle製品なのでワークフローに自然に馴染みますし、機能が重複することなくNotebookLMの強みを引き出してくれます。
最近、Googleはこの連携を強化するアップデートを行いました。なんと、作成したノートブックをGeminiのスレッドに読み込めるようになったのです。
これにより、以下のようなことが可能になりました。
・複数のNotebookLMのノートブックをアップロードし、実質的に横断検索する。
・ノートブック間のつながりを発見し、ソースを比較し、NotebookLM単体ではできなかった情報の統合を行う。
これまでバラバラだったノートブックが、動的につながり合うリサーチ環境へと変貌したのです。
GeminiはWeb上の情報も学習データも参照できるため、自分のノートブックの内容をベースにしつつ、新しいソースや新鮮な文脈を見つけ出すことも可能です。
「知識の定着」には専用のノートアプリを
NotebookLMはソースを理解し要約するのは得意ですが、長期的な情報の整理や得られた洞察を実行可能な形にするための機能は備わっていません。整理機能は皆無ですし、メモ機能も限定的です。
そこで私は、NotionやObsidianといった「ノート作成・PKM(個人の知識管理)ツール」を組み合わせています。
たとえば、NotebookLMで生成された要約や疑問点を、そのまま自分のPKMシステム(Notionなど)に放り込むのです。
そうすることで、以下のようなメリットが生まれます。
・関連するアイデア同士をリンクさせる。
・フォローアップが必要な事項を追跡する。
・小さなメモを積み上げて、大きなプロジェクトを構築する。
こうすることで、NotebookLMは単なる「受動的なリサーチ保管庫」から、ワークフローの「能動的な一部」へと変わります。
NotebookLMから引き出した情報がただ放置されるのではなく、実際に活用され、記憶され、自分の大きな知識システムの中に統合されていくのです。
今の使い方のままじゃもったいない?
NotebookLMと組み合わせられるのは、メモアプリやAIチャットボットだけではありません。私はこれまでに、Google Tasks、Googleカレンダー、時間管理ソフト、さらにはAI搭載ブラウザとも組み合わせてきました。
一番の方法は、現在のNotebookLMの使い方を分析して「このツールに何が足りないか?」を考えてみることです。
その「隙間」さえ見つかれば、あとはほかのアプリで埋めるだけ。ぜひ、いろいろな組み合わせを試してみてください。
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