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F1第2戦中国GPのフリー走行1回目は、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップとなった。 F1第2戦中国GP:フリー走行結果 開幕戦オーストラリアGPから連戦となる第2戦中国GPは、スプリントフォーマットでの開催。フリー走行は60分の1回のみとなる。 このわずかな時間で、各チームはマシンのセットアップ作業の他、エネルギーマネジメントの確認、予選に向けた準備などやることが山積みの状態だ。 気温12度、路面温度14度でセッションがスタートすると、我先にと各車がコースになだれ込んだ。多くのマシンがミディアムタイヤで走り出した中で、アストンマーティンの2台はソフトタイヤを履いた。 アルピーヌのフランコ・コラピントがいきなりターン9でスピン。フェラーリのルイス・ハミルトンもターン6でリヤタイヤをロックさせ、スピンする場面があった。 まずはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがタイムシートのトップに立つと、チームメイトのジョージ・ラッセルがそれをわずかに上回る1分35秒065をマーク。それをさらにアントネッリが上回っていこうとしたところで、デブリ回収のためのバーチャル・セーフティカー(VSC)が出されてタイム更新はならなかった。 メルセデスはさらにラッセルが1分34秒169までタイムを更新。するとその後、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドにトラブル発生。バックストレートエンドでマシンを停めたため、再びVSCが宣言された。オンボード映像では、リンドブラッドのステアリングの画面もブラックアウト。コックピット内に煙が発生していた。 今回”フリップ・フラップ”とも呼ばれる、フラップがぐるりと回転する斬新なリヤウイングを実戦投入しているフェラーリは、シャルル・ルクレールが2番手タイムを記録。ハミルトンはセッション折り返しを前にいち早くソフトタイヤを投入したものの、最初のアタックは5番手止まりだった。 ハミルトンはその後のアタックでルクレールを上回り2番手に浮上したが、彼に追随してソフトタイヤに履き替えるマシンはしばらくおらず、各車それぞれの走行プランを進めていった。 残り時間が20分を切ると、アストンマーティンの2台がソフトタイヤを新品に履き替えてコースイン。残り15分を切ると他のマシンも続々とソフトタイヤに履き替え、予選シミュレーションに入った。一方ピットレーンでは、コラピントが立ち往生してしまったが、なんとか再始動に成功した。 ソフトタイヤに履き替えたラッセルは、1分32秒807をマーク。アントネッリはこのタイムに及ばなかったものの、2番手に続いた。 他のマシンも続々と予選を想定したアタックを実施したものの、メルセデス勢を脅かすようなタイムを記録するドライバーはいないまま、セッションが終了となった。 ラッセルは最終的に1分32秒741でトップ。0.120秒差でアントネッリが続いた。3番手のランド・ノリス(マクラーレン)はメルセデスから0.555秒離されている。 開幕戦のアルバートパークと比べ、今回は比較的エネルギーマネジメントの難易度が下がるコースとなるだけに、勢力図に変化があるのではないかと見られていたものの、少なくともフリー走行を終えた時点では引き続きメルセデスがアドバンテージを持っているようだ。 トップ6はメルセデス、マクラーレン、フェラーリの順で2台ずつ並んだ一方で、レッドブルは苦戦気味。マックス・フェルスタッペンが8番手、アイザック・ハジャーが13番手となっている。 7番手はオリバー・ベアマン(ハース)。開幕戦で”ベスト・オブ・ザ・レスト”の7位フィニッシュを果たしたが、今回も好調をキープしている。 アストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが18番手、ランス・ストロールが20番手。タイヤを3セット使い、ひとまずノートラブルで周回を重ねた。