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 インテグリティ・ヘルスケアは5月21日、同社のオンライン診療システム「YaDoc」において、医療機関の有用性・利便性向上を目的とし、日立ヘルスケアシステムズ、ビー・エム・エル、PHC、富士通、湯山製作所の5社が提供する電子カルテとシステム連携すると発表した。また、医療機関への普及に向けた取り組みを開始する。

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 今回連携する5社の電子カルテメーカーは、全国約3万2400診療所で利用されている電子カルテのうち、約1万7400への導入実績がある。

 ICTを活用し、ビデオチャットなどの利用で対面診療の補完をすることを目的とするオンライン診療は、2018年4月より保険適用となった。今回の連携により、各社の電子カルテを導入している診療所は、オンライン診療システムであるYaDocの利用が可能になる。

 同社によると、電子カルテを閲覧・記録しながらオンライン診療を実施する環境を整えることで、オンライン診療のさらなる普及が期待できるという。



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