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ゴールデンウイーク前半初日の27日、愛知県蒲郡市の竹島海岸では、小雨が降る中、潮干狩りを楽しむ大勢の行楽客でにぎわった。
竹島と海岸とをつなぐ竹島橋周辺の干潟には約1500人が訪れ、熊手でアサリやハマグリを探していた。静岡県富士市から訪れた植松勇生(いさむ)さん(35)は「浜名湖はアサリが不漁で潮干狩りができないので、今年もここへ来ました。昨年と比べて粒が大きく、ハマグリよりアサリが多く取れました」。1週間前から楽しみにしていた長女優里奈さん(9)は「大きい貝が取れるとうれしい。アサリの酒蒸しが好きです」と笑顔を見せた。
蒲郡漁業協同組合竹島支所によると、今年は昨年と比べて不漁だが、一人で9キロを取る人もいたという。【兵藤公治】