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清明さんは33歳の時、FXと呼ばれる外国為替取引の個人投資でイギリスのポンドを大量購入し10億円を荒稼ぎ。一時は「日本一ポンドを持つ男」とまで呼ばれた投資家だ。セレブの象徴、六本木ヒルズに住み、愛車は高級外国車「ランボルギーニ」を2台。支払いはいつもブラックカードで、高級リゾートホテルの会員権を多数所有し、「ヒルズに磯貝あり」と呼ばれるほどのセレブだった。

「ヒルズに磯貝あり」と呼ばれた

そんな出会いから2週間、夢のようなデートが続いたある日…

「三世子さん、結婚を前提につき合ってくれないかな」(清明さん)

突然の告白。あまりに早い展開に戸惑いながらも、「こういう人と結婚できたら、まさに玉の輿って言うんだろうなぁ…」と感じた三世子さんは2つ返事でOK。結婚を前提に清明さんとの交際をスタートさせた。しかし、この瞬間から彼女の人生は劇変する。

スクラップ工場の屋根裏部屋住まい!?

三世子さんから交際のOKをもらうや否や、「見せたいものがある」という清明さん。想像よりも少し地味な車に乗せられ、向かった先は、六本木ヒルズ、ではなく、埼玉の郊外。そして辿り着いた場所は、さびれたスクラップ工場だった。案内されたのは工場の2階にあるかなり狭い小部屋。すると清明さんから、衝撃の告白が。

「ちょっと、いろいろあってさ、俺、今…ここに住んでるんだ」(清明さん)

「え、うそでしょ!?」(三世子さん)

ヒルズ族だったはずの清明さんが、なぜかスクラップ工場の屋根裏部屋に住んでいるという。その場所を三世子さんに実際に案内してもらうと、広さはわずか3畳。天井は180センチしかなく、ガラクタが散乱したままで物置のような部屋。さらに外壁もボロボロのため夏は暑く、冬は寒い最悪の環境。これには三世子さんもさすがに問い詰めずにはいられない。

「ねえ、状況が全く理解できないんだけど、ちゃんと説明してくれる?」(三世子さん)

「実を言うとさぁ、FXでちょっと失敗して、借金抱えちゃったんだ」(清明さん)

「借金って…いくら?」(三世子さん)

「ん?…大体、1億6000万円くらい」(清明さん)

「1億6000万!?」(三世子さん)


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