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1位はグーグルの日本法人だ。口コミを見ると、社員も成長性を実感しており、そのためには自らのスキルアップも必要だと感じているようだ。

「将来性はご存じのとおり。現状からの打破をつねに考えている会社です。これからの成長は、社員のさらなるスキルの向上、会社側の姿勢にかかっているのでみな必死です。現状に満足せず、モチベを上げていける能力のある人には、お勧めの会社です」(20代女性/現正社員/クリエーティブ系)

「勢いのある会社だと思います。会社側の雇用の安定よりも、自分自身続けられるか、自問自答しました。やる気と体力、にぎやかな雰囲気が好きなど、会社に合っているなら長く働ける。よくも悪くもまだまだ発展途上。会社全体に仕事に対して前向きでポジティブなイメージがあります」(50代男性/元正社員/営業系)

2位はリクルートライフスタイル。「ホットペッパー」や「じゃらん」などを展開している会社だが、リクルートグループの中でも頭一つ高い評価を受けている。

「新たなサービスや事業をどんどん開始し、海外への展開も始めており、スピード感を持って会社が大きくなっていることを実感できます」(20代女性/元正社員/営業系)

「会社内でつねに新しい事業のアイデアを募集していて、実際に事業化されるものもたくさんあります。ネット、スマホと、世の中が変わっていく中で、10年、20年後の世界に必要なものは何かを考えている会社だと思います」(30代男性/現非正社員/営業系)

工場自動化やIoT化で波に乗るキーエンス

3位はアマゾン ジャパンである。著しい成長を遂げているのは外から見てもわかるが、社内の人たちはそれ以上に成長や将来性を実感しているようだ。

「今は成長フェーズで追い越せどんどんな雰囲気が漂う。会社内も新規事業は忙しく慌ただしくも、活気あふれて取り組んでいる感じがする。日本の中でもついに公に存在が受け入れられ、社会的認知度も上がり、社員の満足度も高い」(30代女性/現正社員/営業系)

「毎年確実に成長しているので、今後も期待は大きい。ライバルは思っている以上に多いが、斬新なアイデアでつねに引き離していると思う」(20代男性/現正社員/企画・事務・管理系)

4位は生産現場で使われるセンサーなどの計測制御機器を作るキーエンスだ。社員の報酬が高いことで知られているが、工場の自動化やIoT化が進む中、同社の事業への将来性を評価する声は多い。

「オートメーション化が進む昨今、ますます需要が増す会社」(20代男性/元正社員/営業系)

「圧倒的な高収益で財務体制も抜群によい。会社の永続を基本理念の1番目に掲げているだけあって盤石の安定性。扱っている商品も産業機器であり、製造業が発展するかぎり、無限の可能性がある。日本の製造業が空洞化しても、世界に工場ができるかぎりは、問題なく成長していけるはず」(20代男性/元正社員/営業系)

上位にはメーカーやサービス業を問わず、ビジネスモデルに強みがあり、グローバル規模で展開している企業が多い。今後の成長を考えれば、70億人以上の人たちを相手にする世界で、いかに戦えるかが重要になってこよう。そうした会社が目指す方向性を、社内の人たちはしっかりと評価をしているようようだ。


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