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「フィットネスカルチャーを変えよう、という考えがもともと弊社社長にあり、常にアンテナを張っていました。そんな折、訪米していた役員が”レディガガが20キロやせたという、バイクエクササイズはどうか?“と提案。

さらにクラブカルチャーが好きな担当者の発案もあって、バイクエクササイズにクラブ要素を組み合わせた『FEEL CYCLE』を立ち上げたところ、大ヒットとなりました。”暗闇”要素が日本人に好評だったため、第二段としてチェコスロバキア発祥のトランポリンに着眼。日本人向けに開発しました」

日本人にマッチした3つの理由

なぜここまで、暗闇トレーニングが日本人にマッチしたのか?それには、3つの理由があると分析。そこに見えてきたのは、ファスト、ファン、コンビニエントなまったく新しい魅力だ。

? “羞恥心”を感じさせない空間力

まさに、日本人特有の”羞恥心“という文化的背景が最大のポイントに。暗闇で人の目に触れないため、「体型に自信がない」「下手だと恥ずかしい」「運動中に人と顔を合わせたくない」という人にも安心。しかも、トランポリン台や自転車の位置をネット予約時に指定できるシステムもあり、自信がないから後方がいい、先生が見えやすい最前列がいい、など好みで選択ができるのも嬉しい限り。

?エンタテイメントの要素が大きい

バイクエクササイズやトランポリンといういわゆる”ファントレ”に”暗闇“が加わることで、エンタテイメント要素は倍増。一人で来ているのに、暗闇の異空間の中では不思議な一体感に包まれるのだ。

体験前は、こうした”クラブ感“に自分がいることこそが、(アラフォー筆者には)”羞恥心”そのものなのではないかと勘ぐっていたのだが、始まってみれば暗闇が隠れ蓑となって、恥ずかしさなんて瞬時に吹き飛ぶ。ハイテンションのインストラクターの掛け声と音楽に、こちらのテンションも負けじと急上昇、周りも頑張ってるし多少辛くてもがんばれる。

しかも辛いときは暗いからサボリやすい(!)。だからちっとも嫌にならない。本当に楽しくてストレスフリーなのだ。しかも1レッスン400kcal?800kcalのカロリー消費量というのも励みになる。

「エクササイズは、辛いだけではだめ。こんなに体を動かせた、楽しかった、というメンタル的な充実感が高いから続けられるのだと思います。単なる体を動かす場所では続かないし、女性はハマらないと考えています」


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