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国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級タイトルマッチ(5月4日、エディオンアリーナ大阪)で王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑む同級1位の西田凌佑(六島)が27日、大阪市内の所属ジムで練習を公開し「調子は良く、後は体重調整だけ。応援してくれる方のため、自分のためにもしっかり(王座を)取りたい」と意気込みを語った。
27歳のサウスポーはミット打ちなどで軽めに体を動かした。スパーリングは普段の倍の約200ラウンドを消化したそうで「(王者の)得意のカウンターに気を付けながら、自分の強みである距離感、ジャブでペースを取る練習をしてきた」。プロ9戦目で初の世界戦を迎える。「自分のやるべきことをやって試合当日に力を出すだけ」と落ち着いた表情で話した。