品川です。オランダで開発されているEnvision AIアプリ、有料購読制のアプリでしたが、バージョン3.0になってからは無料で使えるようになりました。Envision AI - Google Play のアプリhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.letsenvision.envisionai&hl=ja&gl=US文字認識以外にも、色検出や風景の説明、顔認識などができますが、もっとも便利だと感じているのはカメラをかざすだけの操作で文字認識してくれるインスタントテキストです。Envision App, now free for everyonehttps://www.letsenvision.com/blog/envision-app-now-free-for-everyone?fbclid=IwAR0CArJs1aUaN0ritTbQuUunVJCI4x6DyK6FcyYjRDTuGQJvHevGSaqtW8Mところで、上記サイトに案内されていますが、年間プランや月間プランを購読している場合、いちおうApp Storeのサブスクリプション状態を確認しておくとよさそうです。バージョン3.0のリリースで自動的に変更されていると思われますが、もし購読中になったままであればキャンセルにしておきましょう。バージョン3.0になってからは、インスタントテキストはオフラインモードでのみ動くようになりました。インスタントテキスト、日本語を指定していても、英語は認識します。不都合になったこととしては、オンラインモードでは動作していた言語のいくつかが新しいインスタントテキストでは利用できなくなったようです。たとえばアラビア語など。Blind Android Users PodcastにEnvisionチームのKarthick Kannanさんがゲスト出演されておられました。Spotlight with Karthick from Envision - YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=mGSWBzOES4o元々iOSでリリースされたEnvision AIアプリでしたが、2019年にAndroidアプリが登場しました。さすがはAndroidラバーのホストの質問だなぁと感心させられたのは、「インドの盲学校を訪問したことがきっかけで考案されたアプリ。それなのに、手に取りやすい価格のAndroid向けに作らなんだのはなんでやねん!おかしいんちゃうんかい?」と迫っておられました。Karthickさんのお答えは、「もともとiOSアプリの開発者だったので、まずはiOS向けで開発。Android版をリリースしてからは、今はAndroidのユーザがたくさん増えている。エンビジョングラスはAndroidベースということもあり、これからはAndroidに力を入れますよ」これにはホストもニコニコ。ちなみに今年の後半にはEnvision AIアプリはさらなる進化をするそうです。個人的にはWindowsで動いてほしいんですけど…どうなるでしょうか。