大阪の松田です。こんばんは。ひととおり、列挙しましたが、世の中には様々な商品があるので、これで上手くいくとは限りません。自分なりには、携帯でバーコードの読み取りに成功する条件として、ごく当たり前の話ですが、ふたつあると考えています。1.カメラがバーコードの位置を通ること。2.その位置で、バーコードとカメラの距離が適切であることです。細かく言えば、ゆっくり動かすとか、明るい場所でやるとか、いろいろありますが、絶対条件はこのふたつです。1.の「カメラがバーコードの位置を通ること」はバーコードの位置が分からないので、探って行くしかありません。仮に運よくバーコードの位置を通ったとしても、距離が近すぎだったり離れすぎだったりだと読めないわけです。バーコードにテープが貼っていれば比較的楽に出来ます。皆さんがよくされている方法ですが、この状態では、バーコードとカメラを接触して徐々に離していくやり方が可能です。どこかでピントが合って読み取れます。小さい品物であれば、的の大きさも限られるので、商品のいろんな部分に対して、バーコードとカメラを接触して徐々に離していくやり方を繰り返していく方法が出来ないわけではないと思うのですが、現実的ではないような気がするし、ましてや、スナック菓子や大きい箱物には、かなり厳しいです。つまり、このふたつの条件は、同時に満たす必要があるわけです。商品のバーコード部分にテープが貼っていない場合、そう考えると絶望的な気分になりそうです。1.の条件は、目が見えなかったり、見えにくいから苦労しているわけで視覚障害者が単独で解決しようとすると、厳しいものがあります。しかし、2.の条件は工夫次第でなんとかなると考えます。簡単に言うと、「一定の距離を保ったままで、バーコードの位置を探っていく」ということです。さて、その方法ですが、麻希さんは、携帯版のBarcode-Talkerを使い始めたということですのでひょっとしたら、このMLの過去の投稿をご存知ないかもしれません。過去にいろんな方が知恵を出してくださって、いまのところは「携帯と商品の間に適当な物体を当てて、距離を一定にして読み取ってみる」という意見に落ち着いているようです。自分の話になって恐縮ですがその「一定の距離」を導き出すのに検証したことがあります。家内のらくらくホンプレミアムでの検証結果になりますが、結論だけを紹介すると最適な距離はおおむね、6cmから10cmだという結果を得ることが出来ました。さらに言うと、9cmなら一番いいんじゃないかとなりました。その経緯はここで紹介するとややこしいので、文末の署名欄にして紹介している私のホームページhttp://shin-matsuda.com/をご覧ください。3月3日から6日にかけての記事を参照していただけると、詳細が確認できます。携帯電話でご覧の方はトップページ入ってすぐのお知らせのあとにモバイル版ページに行けます。その一定の距離を確保するのに過去に皆さんが紹介した道具として、カセットテープのケースや名刺ケースをカメラレンズをさえぎらないように商品との間にあてがう方法や紙コップを加工して横から光が入ってくるようにして読み取る方法。他には、メガフォンのような形をしていて、コップホルダーにセットするペラペラのプラスチックコップに穴を開けて携帯とゴムで固定して読み取る方法。100円ショップで透明のケースを探してきて蓋と底を切り取り、携帯とゴムで固定して読み取る方法。という感じで、いろいろありました。このゴムで固定するふたつは確か、ちゃらんさんでしたね。勝手にリンク貼って置きます。すいません。以下、ちゃらんさんの紹介ページのURLです。http://y.o0o0.jp/bt/ちなみに私は無印良品アクリルペンスタンドを使う方法を紹介しました。詳細はホームページをご覧ください。PC版ページでは写真つきで紹介しています。一定の距離を確保することさえ出来れば、後はバーコードの位置を探ることだけに集中すればいいのでどれほどかは分かりませんが、楽になると思います。過去に紹介されていた読み取りの方法をいくつか紹介しましたが、各個人によって、最適な方法は異なると思うので、一番いいと思うやり方でやってみてください。私個人としても、まだ他にいい方法があれば変えるつもりだし、改善の余地もあると思うので、この話題については考えていくようにしたいと思っています。以上です。