ニュース本文


彼の大坂に対する印象は「セリーナより動きが速く、セリーナほどパワーはないが、相手のミスを待つよりも、多彩なショットでウィナーを積極的に決めにいくタイプ。ウォズニアッキにスピードとパワーを付け加えたような選手」だそうだ。

さらに彼は「私も昔は大坂みたいに速く走れたものだけど、今はもう全然ダメだ。でも朝7時半からの練習は欠かさないよ」と付け加えた。

ちなみに、セリーナとは、グランドスラムで23回優勝した米国人のセリーナ・ウィリアムズ選手のこと。大坂のあこがれの選手で、この大会で出産後、初復帰したばかりだ。

また、ウォズニアッキとは、女子の世界ランキング2位のデンマーク人、キャロライン・ウォズニアッキ選手のことだ。

この先には、たくさんのハードルがある

「大坂は今後、たくさんのハードルを飛び越えていかないとな。1回優勝した後、鳴かず飛ばずって選手もいるから」とテスタはつぶやく。

彼は、大坂が今後スポンサー対応に忙しくなりそうだと心配しながらも「高級車のレクサスとかが彼女のスポンサーについたらいいんじゃないかな。自分がレクサスの宣伝部なら今すぐにでも彼女を起用するけどね」と言った。

試合会場には、多くの目の肥えたファンが集っていた(筆者撮影)

1 2 3 4 5 6


記事一覧 に戻る 最新ニュース読み比べ に戻る