韓国の財閥は今や上場企業を多く抱え、グローバルで事業を展開している。ファミリー企業として創業したときとは企業価値や経済的な影響力が大きく変わっているにもかかわらず、同族支配・経営の状態が続いている。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、財閥トップ一家の経営継承を集中的に監視するなど財閥改革を掲げるが、韓国財閥も転換期を迎えているということだろう。