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これらの追及に首相はこう答えた。
「私が分刻みのスケジュールをこなす中で、秘書官への来客について説明を受けることはない。本件についても報告は受けていない」
「何回も答弁させていただいているように、私は(計画を)聞いていない」
だが、野党側は説明を信じない。社民党副党首の福島瑞穂参院議員(62)は、こんな質問をぶつけた。
「秘書官が首相の大友人と官邸で会いながら(首相に)報告しないのは、あり得ない」
首相は「秘書官は6人いる。政策的な判断を求める場合には私に報告するが、そうでない場合はいちいち報告しない」と説明したが、福島氏はその後もこんな言葉を続けた。
「あり得ません!」
「まったく理解できません!」
「まったくおかしいですよ!」
立憲民主党常任顧問の小川敏夫参院議員(70)は首相をこうただした。
「首相と(友人として)40年来の付き合いがある加計氏が獣医学部を作りたいという話すらしなかったというのは、どうもなかなか信じられないと私は思うんですがね」