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「勉強に打ち込んだ」ことをアピールする際にも、プロセスを伝えるのは重要です。なぜ、勉強に打ち込もうと考えたのか。どのように計画を立てて取り組んだのか。壁にぶつかったときにどう乗り越え、そこから何を学んだのか。アルバイトでも勉強でも、サークル活動でもボランティアでも、基本的な考え方は同じなのです。

ESでつまずかないためには、前述の3パターンに注意することに加え、「でき上がったESを複数の人に見てもらうこと」をお勧めします。

ESを社会人に見せるのは効果的だ

私が見たESの中で、「完成度が高い」と感じたものの多くは、「ゼミの先生や友達に見てもらった」というものでした。第三者におかしい、足りないと感じたところを指摘してもらい、内容を見直してブラッシュアップすることで、より強みや持ち味が伝わるESになるのです。

そして第三者に見てもらう際には、できれば「社会人」に見てもらうようにしましょう。学生よりも、実際に働いている人の視点のほうが「企業の採用選考担当者」に近いため、彼らの助言を踏まえて内容を吟味すれば、より企業に伝わるESにつながるはずです。

ESは自分の魅力を伝えるプレゼンテーション資料。ぜひ、これらのポイントを念頭に置き、企業にあなた自身をイキイキとイメージさせるESを作成しましょう。

鴻巣 友彰 リクルートキャリア 新卒エージェントサービス部 マネジャー

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こうのす ともあき / Tomoaki Kounosu

リクルートキャリア入社後、転職支援事業にて第二新卒から幹部層まで複数領域のキャリアアドバイザー及び領域開発を担当ののち現職。現在は就活生に対するアドバイスを行うグループのマネジャーとして、アドバイザーの育成や就活支援セミナーの企画などを担う。GCDF-Japan(キャリアカウンセラー資格)取得。

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